介護と子育てに奮闘する管理人です。
頸髄損傷の父との暮らしや、家族の介護のリアルを発信しています。
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父家に帰る。在宅で用意したもの。

父、家に帰ってくる。

準備したもの、第3弾。

スロープ。

家の玄関まで50センチ。
玄関から家に上がるまで30センチ。

車いすで、どうやって出入りするの?
在宅改修する?

家、数年前に建てたばかりなんだけど。

ということで、
長いスロープと短いスロープをレンタルした。

父と車いすで、100キロ弱。

平らな道なら何ともない。

でも、坂になると重い。

短いスロープはいい。

問題は、玄関までの長いスロープ。

「うおぉぉー」
って車いす押す。

毎回そんな感じだった。

家に帰って数日後。

デイサービスから帰ってきて、
スロープを上っていたその時。

ガタン。

スロープがずれて、
父を乗せた車いすが傾いた。

サービスの方が必死に支えてくれて、
父、車いすごとゆっくり転ぶ。

父も車いすも、傾いたまま
その場から動かせない。

3~4人がかりで、
ようやくベッドへ戻した。

鎖骨には擦り傷。

「そこ、痛いって。」

「えっ、折れた?」

「首も痛い…。」

「首は、ちょっと怖いじゃん」

空気が一気に凍った。
病院に行こうか、家で様子をみるか
悩む。

「病院行こう。」

「どうやって?
この時間、介護タクシー捕まらないよ。」

すると父が一言。

「救急車呼べ。」

訪問看護さんも、
ケアマネさんも駆けつけて、

ピーポーピーポー。

父は、家に帰ってきて初めて救急車で運ばれていった。

結果は異常なし。

ほっとした。

っで、どうやって帰ってくるん?
って話で

病院から家に帰ってくるため
夜間でも動いてくれる介護タクシーを探して
電話をかけまくり、
車いすを病院まで運ぶ大騒動。

あの日以来、
スロープを渡るたびに、
父が、ピリピリする。

相当、痛かったらしい。

「ちゃんち、かかっているか?」

「もう、確認したって。うるさいですよー」

「たかがスロープ。」

そう思っていたけど、

100キロを動かす介護では、
たった数センチのズレが、大事故になる。

そして、簡単に病院に行けない。

結果は異常なし。

ほっとした。

……で、どうやって帰るん?

救急車は、
帰りは送ってくれない。

病院から家に帰るため、
夜間でも動いてくれる介護タクシーを探して
電話をかけまくる。

さらに、
車いすを病院まで運ばなきゃいけない。

最後まで、大騒動だった。

あの日以来、
スロープを渡るたびに、
父はピリピリしている。

「ちゃんとかかっているか?」

「もう確認したって。
うるさいですよー。」

相当、怖かったらしい。

「たかがスロープ。」

そう思っていたけど、

100キロを動かす介護では、
たった数センチのズレが、
大事故になる。

そして、

簡単に病院へ行くことも、帰ることもできない。

すべてが、大騒動。

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