nannan

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文字盤と父 実際使ったもの

文字盤病院で用意してくれた文字盤は、A3サイズだったり、もっと大きかったりした。父には大きすぎて、首をよく動かしていた。それに、指したい文字まで、棒が届かない。父の「もっと左」のジェスチャーが、なんか偉そうで。それに、文字盤が大きいと、こっ...
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文字盤での会話。父の“伝えたい”を必死に拾っていた,あの頃①

父と文字盤の話を書こうと思った。でも、記憶が曖昧。私だけでなく、家族みんな。「気切してた時、呼吸器つけて筆談してたんっだっけ」「あれ、口に管入ってなかった?」って母。口に管入ってたら棒くわえられないじゃん。気管切開してから、文字盤したんだっ...
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どうしようもなく、イライラする日もある

自分の機嫌は、自分でとってくれ。って、日々、父にも母にも思う。そんな、理想だって、自分でも無理な時がある。もう、ゲーム終わり!返事!!って長男に何回言ったらいいの。ちょい、第2子何回、お茶こぼせば済むん?こぼれたお茶、手で広げて遊ばない。前...
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オムツでシャンプー、意外と楽

頭かゆいって、何回も言う父。薬つけて、ベッドブラシでゴシゴシこすれって。頭を、枕にこすりつけてる。飼ってる犬みたいだな、って思う。普段なら、軽くあしらうけど。今日は、長男が習い事で家にいなくて、ちょっと、時間と心に余裕があった。シャンプーし...
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頚髄損傷の父、会議に行く

父が、会議に行った。誰にも相談せず、勝手に決めていた。家族が知ったのは、行く1週間前。車で片道2時間弱。部下にレンタカーを借りてもらい、運転もしてもらって行くらしい。いや、あなた、お尻に褥瘡あるよね?それでも行くの?無理でしょ!と言った。全...
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別の意味で、すごい医師

一般病棟に移動して、父は午前と午後に1回ずつリハビリを受けていた。動かないと固まる。動かせないと痛い。肩とか腕とか。痺れと痛みがあるようで。マッサージしたり、動かしてもらったり。本当にありがたかった。父もそれが、希望なのか、楽しみなのか、リ...
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一般病棟に移動して

命の危機は脱して、無事、気管切開をした父。救急病棟ではもうやることがないらしく、一般病棟へ移動した。受傷前の父の顔に戻っていた。首から下だけを除けば。がっつり首はカラーで固定して、かなり、痩せた?やつれた。顔の傷は、かさぶたになって、ほとん...
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手足の次は、声まで奪うの?

頸髄損傷になって1週間くらい。父は、呼吸器のサポートを少しずつ減らしても、だいぶ自分で呼吸ができるようになっていた。「口の管が抜けたら、話せるようになる」そんな期待があった。一時的な呼吸のサポートだと思っていた。⸻でも、医師から説明されたの...
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“もう動かない”と言われた日

頸髄損傷になって3〜4日目。ICUに面会に行くと父の安静度が、少し上がっていた。首に固定のカラーをつけたままだけど、ベッドの上で横向きになったり、少しだけ頭を上げてもいいらしい。ベッドを少しギャッチアップしていて、父の顔が、よく見えた。相変...
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頸髄損傷2日目。生きていてよかった。でも、それだけでは済まなかった

家に帰ってからも、全然眠れませんでした。いつ、病院から電話がくるのではないか。「急変しました」そう言われるんじゃないかと思うと、携帯が気になって仕方ありませんでした。握りしめた携帯は鳴ることなく朝を迎えました。⸻次の日、ICUの面会時間に父...